無線機(インカム・トランシーバー)の利用を検討するとき、
「携帯電話があるからいらない」と考える方もいらっしゃいます。
確かに、携帯電話の通信エリア内での利用であれば、
必要ないと思われる気持ちもわかります。
ただ、両者は一見似ていますが、異なる特長を持っており、
それぞれに適した環境・用途がありますので、
ぜひ、その特長をよく知って検討していただきたいなと思います。
無線機(インカム・トランシーバー)の特長①
『複数人への一斉通話に適している』
無線機(インカム・トランシーバー)も携帯電話も、
音声通話ができるという点は共通します。
但し、携帯電話は原則、1対1で会話をすることに特化しており、
無線機(インカム・トランシーバー)は、
1対複数人へ一斉に伝達できることが特長です。
お祭りやイベントなど、スピード感が求められるシーンで、
離れている複数の相手に、同じ内容を一斉に伝達することは、
携帯電話では難しく、無線機(インカム・トランシーバー)の方が得意といえます。
もちろん、通話する人数が少ない、または、
メールやLINE等を送ることで事足りる、
ということであれば、携帯電話でも問題ないと思います。
無線機(インカム・トランシーバー)の特長②
『操作がカンタン』
無線機(インカム・トランシーバー)は、
送信ボタンを押すだけで通話できます。
携帯電話は、電話帳から通話相手を探し、電話をかけ、
相手が電話にでて初めて通話できるので、
操作性という点では無線機(インカム・トランシーバー)の方が簡単です。
ただ、指示を出したり、情報共有の連絡だけであれば良いのですが、
少し複雑な内容や細かいニュアンスまで伝えたい時、
相談をしたい時など、長い会話が必要な場面では、携帯電話の方が向いています。
適材適所で使用してくださいね。
無線機(インカム・トランシーバー)の特長③
『携帯電波の届かない場所でも使える』
建物の地下や山間部など、携帯電話が圏外となる場所では、
無線機(インカム・トランシーバー)が大いに活躍できます。
※IP無線機を除く
無線機(インカム・トランシーバー)の場合、
直接本体から電波を送受信するので、
相手が電波の届く範囲にいれば通信できます。
(電波出力や障害物等での制限はあります)
法人での利用だけでなく、
登山やキャンプなど、アウトドアを楽しむ個人の方も、
安全のためにぜひ活用してみてください。
無線機(インカム・トランシーバー)は、使用する環境や範囲、
使用用途によっても、最適な機種が異なります。
機種選びにお悩みの方は、ぜひご相談下さい。
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